保育士さんにApple Watchが人気ってほんと?おすすめの使い方は?

最近、アップルウォッチを身に着けている保育士さんをよく見かけます。実は、保育士さんの中でアップルウォッチが密かなムーブとなっているようなのです。アップルウォッチは一般的な腕時計などと比べると比較的高価なものですが、なぜ、こんなにも使用者が増えているのでしょうか。

今回は、アップルウォッチの人気と、便利な機能や使い方についてご紹介していきます。

アップルウォッチとは

アップルウォッチとは、iPhoneと連携して使う腕時計型のウェアラブル端末です。ウォッチというだけあり、時計としての機能はもちろん備えていますが、LINEのメッセージを確認したり、通話をしたり、キャッシュレス決済や健康管理にいたるまで、さまざまな活用方法があります。

保育士の間でアップルウォッチが人気って本当?

腕時計をNGとする園や、アップルウォッチに限りNGとする園を除けば、アップルウォッチを愛用している保育士さんは多いです。

人気の理由は安全性と堅牢性です。

アップルウォッチはフォルム全体が丸く、角張ったところがありません。バンド部分もシリコン性のものがあり、柔らかくスリムです。万が一乳幼児にぶつかったとしても、ケガを負わせる心配がありません。

また、アップルウォッチは泳げるほど高い防水性能があり、一部の製品は高い防塵性能も備えています。アクティブに活動することの多い保育士にとって、丈夫に使えるアップルウォッチはうってつけの腕時計です。

アップルウォッチには賛否! 保育士の現場

保育士にとって便利そうなアップルウォッチですが、保育園などでは以下のような賛否があるのも事実です。

  • 勤務中に壊れても弁償できない
  • 強くぶつけるなど、子どもをケガさせる可能性がゼロではない
  • メールやSNSを確認して注意を怠る可能性がある
  • 画面が頻繁に光ると周囲の人に迷惑
  • 保護者がよく思わない

アップルウォッチは安くないことから、壊れても保育園が弁償できません。そのことから、身に付けないように指導する園もあるようです。

また、メールが頻繁に届くとその度に画面が光るため、周りにいる人がうっとうしさを感じるケースもあります。

メールやSNSが確認できることから「SNSに夢中になっているのではないか」「注意を怠って事故を起こすのではないか」と保護者を不安にさせることもあります。

一方で、最近は保育システムとしてアップルウォッチを活用している施設も増えています。いずれも、保護者と連絡を取りあったり、子どもの体調を共有できたりする便利なICTサービスです。

ICT化を支援する国の動きもあり、保育士一人ひとりにアップルウォッチを支給している施設もあります。

以前は「時間を確認するだけならアップルウォッチは不要」という声も多く聞かれました。しかし、最近は業務負担の軽減に取り組む園も多く、「便利なツールを活用して働きやすい職場にしよう」とする動きがむしろ増えているといえそうです。

保育士さん向けアップルウォッチのおすすめ機能&使い方

アップルウォッチを手に入れたら、ぜひ活用していただきたいおすすめの機能や使い方をご紹介します。

アクティビティ

標準アプリなので、自分でダウンロードしなくても使えます。アクティビティに表示されるのは、体を動かした記録です。赤は活動量で、通勤で歩いたり、階段を登ったりした記録が残されます。

子どもと一緒に遊ぶのは、運動とは言えないまでも負荷の高い運動です。一日の労働でどれくらいカロリー消費できるのか、仕事終わりが楽しみになること、間違いありません。

他にも、意図的に運動したときの記録が残るエクササイズ、一日にどれくらい立ち上がって歩いたかを記録するスタンドの項目があります。毎日の目標値も決められるので、体力づくりを頑張りたい保育士さんにもおすすめです。

ヘルスケア

アップルウォッチはヘルスケアの機能が充実しています。体が資本の保育士にとって、健康管理はとても大切ですよね。

おすすめは、眠りを管理するオートスリープや、月経周期を記録し把握できる機能。生活改善などにも役に立ちます。Apple Watch Series8・Ultraなら、皮膚温センサーが生理周期についてもアナウンスしてくれるため、突然の生理に驚かされることも減るでしょう。

マインドフルネス

保育士は楽しく尊い仕事である一方で、人と接するストレスフルな仕事です。メンタルケアも大切な健康管理の一つといえます。

アップルウォッチのマインドフルネス機能なら、いつでもどこでも簡単に瞑想が可能に。トイレ休憩の時間を使ってメンタルケアすることも簡単です。

ノイズ(騒音レベルの計測)

住宅地やビジネス街など、現代ではさまざまな場所に保育施設が設置されています。子どもの声が周辺とのトラブルにつながることも多く、騒音には注意を払わなければなりません。

アップルウォッチのノイズアプリなら、客観的に騒音レベルを知ることが可能です。ちなみに、大きな音を聞き続けるのは、保育士の難聴の原因となります。騒音性難聴から耳を守るためにも、騒音レベルを知っておくことは重要です。

LINE

iPhoneでLINEを使っているなら、アップルウォッチでも同期することができます。家族や職員との連絡ツールとして入れておくと、もしもの緊急時に役立ちます。

トランシーバー

お互いにアップルウォッチを持っているなら、トランシーバー機能を利用すると便利です。お散歩中の緊急事態などに、トランシーバーがあれば簡単に連絡がとれます。ネットさえつながっていれば使えるので、電話回線がNGな非常時などにも役立つでしょう。

アラーム・タイマー・ストップウォッチ

児童のお昼寝時に、保育士も横になって休憩する園は多いですよね。グーグーと本当に寝てしまう人は少ないかもしれませんが、それでも時計を気にしながらでは落ち着きません。こんなときはアラームやタイマーが役立ちます。

他にも、時間を計りたいシーンではストップウォッチも便利です。ひと通り使い方を知っておくといいでしょう。

触覚による通知設定

通知を逃さないのがアップルウォッチの便利なところです。「触覚(振動)」による通知を選び、音がならないようにしてください。もし、通知に気づけないのであれば、通知設定で触覚の「はっきり」を選ぶようにしましょう。

こまめに通知をしてくれるアップルウォッチはとても便利ですが、通知が多いと気が散ります。本当に必要な通知だけに制限することが重要なポイントです。

サイレン

Apple Watch Ultraなら、サイレンの機能を利用できます。なんと、最大180メートル先まで聞こえる警告音が発せられる仕組みになっており、災害などの緊急時に役立つ機能です。

ケガをして動けなかったり、大きな声を出せないときには、サイレンの機能がとても役立つはずです。ホイッスルなどを携帯するのもいいですが、もしもの時は活用したい機能ですね。

園の規則に従いながら、スマートに活用しよう

Apple Watchは、機能やアプリについては、直接的に業務に関係ないかもしれません。ただし、あれば便利・安心なものばかりです。園によっては禁止にしているケースもありますが、使用できるのであれば、機能を使いこなして、保育士ライフを楽しいものにしてみましょう。メモやタスク管理、電子決済機能など、他にも便利な機能はたくさんあります。プライベートも充実するはずですので、仕事とプライベートの生活を向上させるために利用してもいいかもしれません。

-保育士のコラム