保育士が熱中症にならないために…毎日の予防対策とおすすめ対策グッズ

熱中症対策は、保育士にも必要です。

子どもが優先だからと保育士の熱中症対策をないがしろにしていると、保育士本人が熱中症になり、重篤な症状が出たり、業務に支障が出たりすることがあるかもしれません。

この記事では、保育士の方にこそ取っていただきたい熱中症対策や熱中症対策におすすめのグッズをご紹介します。

保育士さんたちがおすすめするグッズは、明日からでも使いたくなるアイテムばかりです。

それは熱中症かも!? 気をつけたい具体的な症状

中には「熱中症なの?」と疑うような症状もあるのが熱中症です。まずは熱中症の症状について知っていきましょう。

クラクラする

立ちくらみなら軽度の熱中症、疲れや気分の不快があるなら中等の熱中症です。

また、意識が朦朧としているなら、重度の熱中症といえます。

「ちょっとふらついただけ」と気に留めない人もいるかもしれませんが、危険です。

一気に虚脱感に襲われ倒れたり、痙攣する可能性もあります。

汗がたくさん出る

「夏なら汗がたくさん出るでしょう」と思うかもしれませんが、大量の発汗は軽度の熱中症症状です。

そのままにせず、涼しい場所で休んだり、水分補給をするようにしてください。

頭痛がする

頭痛=熱中症だとピンとくる人は少ないかもしれません。しかし、頭痛は中等の熱中症です。

ただちに涼しい場所で休み、水分補給をしましょう。場合によっては横になることも必要です。

食欲がない

「暑いんだから食欲がなくても仕方がない!」と思うかもしれませんが、食欲の低下や胃のムカつきなどは熱中症の初期症状です。

食欲がないのを放置せずに、これまで以上に熱中症対策に取り組んでください。

保育士のための熱中症対策

水分補給は子どもたちと一緒に

水分補給は子どもたちと一緒に行うように心がけてください。活動の前後、食前や食後、休憩時等、こまめに水分をとります。

「休憩時にはコーヒーを飲みたい」という保育士さんもいるかもしれませんが、カフェインが入っている飲み物は熱中症対策にはなりません。

利尿作用が高く、水分が体外へ出ていってしまうからです。

飲み物は子どもたちと一緒に麦茶を飲むか、水やカフェインレスの飲み物を選ぶようにするといいでしょう。

暑さの厳しいときだけでも、カフェインの入ったコーヒーや紅茶は避けるようにしてください。

通気性のいい服装に

子どもたちと同じように、外遊びでは帽子を被り、通気性のいい服装を心がけましょう。

仕事着だからとついつい年中同じものを着たくなりますが、夏は特に通気性のいい綿や麻素材を選びます。

冷房は適切な温度設定で

冷房は一般的に28℃設定がベストと言われます。

しかし、猛暑日の場合は28℃設定では十分に部屋が冷えない可能性があります。

また、熱中症のなりやすさは湿度との兼ね合いもあるため、エアコンの設定温度だけを頼りに室温設定をするのはおすすめできません。

冷房を使用する際には、室温を温度計等でチェックするようにしましょう。室温計が26〜28℃を示しており、湿度が50〜60%程度であればひとまず安心です。

十分な栄養と睡眠を

食欲不振や睡眠不足は、熱中症リスクを高める生活習慣です。暑い夏こそ栄養バランスの整った食事を心がけ、十分な睡眠をとりましょう。夏野菜は身体を冷やす働きがあるため、熱中症予防には積極的に摂りたい食材です。

さらに熱中症予防をするなら、特にビタミンB群の豊富な食材を選んでください。ビタミンB1 が豊富な豚肉や納豆や味噌などの大豆製品、モロヘイヤや玄米にはビタミンB1 が豊富に含まれています。

また、豊富なカリウムが含まれるぬか漬けもおすすめです。ナトリウムも含まれ、電解質が失われるのを防いでくれるため、熱中症対策に役立ちます。

他にも、身体の調子を整えるビタミンCも摂取しましょう。キウイフルーツやパプリカなどの野菜やフルーツを欠かさないようにしてくださいね。

保育士におすすめ! 熱中症対策グッズ

保育時間中でも使いやすい熱中症対策グッズをご紹介します。子どもに影響があるものや、安全性などを考えたうえで役立つグッズを集めました。

1.接触冷感タオル

首に巻いて使うだけの接触冷感タオルは、保育士の方でも安心して使えます。ひんやり感が暑さを和らげ、首周りを太陽の熱から守ってくれるため、熱中症対策に一定の効果をもたらしてくれるでしょう。汗も拭けるため、一石何鳥にもなる便利グッズです。

2.日焼け防止にもなるアームカバー

太陽の熱から身体を守るのにおすすめのアームカバーは、日焼け防止としても、熱中症対策としてもおすすめです。通気性のいい綿や麻素材なら、汗を吸ってくれるため肌のベタつきなども防止することができます。

最近は接触冷感タイプのアームカバーもあるため、汗をかく度にひんやり快適に過ごせますよ。

3.熱中症対策タブレット

熱中症対策にはとにかく塩分が必要です。水分は口にできても、塩分はなかなか摂取できないのが保育士の現場。手軽に塩分を摂取するために、熱中症対策タブレットを常備しておくと安心です。

ただし、タブレットは小さいため、小さな子どもが誤飲などしないように管理するようにしましょう。保育室のそばに冷蔵庫などがある場合は、経口補水液を常備しておくのもおすすめします。

4.瞬間冷却剤

叩くだけで使える冷却材は、手軽に冷やすことができるので安心です。近くに冷凍庫や冷蔵庫がなくても使えるため、暑さに参りそうなときにも手軽に使えて心強いです。

確かな対策と備えが熱中症対策に

保育士さんはただでさえ毎日の業務に追われています。最優先すべきは子どもたちの命!と、使命感の強い方も多いでしょう。

しかし、保育士が倒れては、子どもたちの安全は守れません。熱中症対策を確かに行ない、備えをすることで、保育士が熱中症で倒れることのないように工夫していきましょう。

保育士一人ひとりは、毎日の生活習慣も見直しを。食事や睡眠を十分とって、熱中症に強い身体づくりを心がけましょう。

-保育士のコラム