学童保育のバイト【仕事内容・給与・必要資格】はどんな感じ?

子どもと接する仕事に興味がある、保育士資格などを生かして働きたいという方の中には、「学童のバイトって、どんな感じかな」と気になっている方もいるかもしれません。子どもに接する仕事といえば、保育士や教員免許などの専門資格がつきもの。しかし、学童保育のバイトに関しては資格が不要です。未経験からでも働けるケースが多く、子どもに接するのが好きな方なら採用の可能性は高くなります。この記事では、学童保育での仕事内容や概要について詳しくご紹介します。

学童保育で働くバイトの仕事内容とは

学童クラブとは、放課後や夏休み等の長期休みに子どもを預かる施設のことです。主に共働き世帯の家庭が利用し、保護者が定めた時間に通塾させたり、保護者が迎えに来るまで預かったりします。

そんな学童保育で働く職員の主な仕事内容は、子どもたちの活動のサポートや見守りです。子どもの頃に利用した経験のある人は、学童の職員に対して「子どもと一緒に遊ぶ人」というイメージを持っているかもしれません。しかし、実は雑務も多く、大小多様な仕事をこなしています。

ここからは、学童保育のさまざまな仕事を見ていきましょう。

受け入れ・出席確認

子どもたちが下校してきたら「おかえり!」と声をかけて受け入れ・出席確認をします。

いますぐ宿題をするのか、遊んでから宿題をするのかなど、見通しを立てるお手伝いなども学童保育の仕事の一つです。

小さな子どもの場合は、ランドセルや水筒を所定の場所にしまうのもひと仕事です。「片付けてから遊ぼうね」等、適宜声掛けが必要になります。

宿題のサポート

宿題の分からないところを子どもが尋ねてくることがあります。勉強を専門的に教える仕事ではありませんが、一緒に考える程度に宿題をサポートすることも学童保育の仕事といえます。

遊びの見守りや支援等

学童保育に欠かせない要素は遊びです。学童保育で働く大人は、子ども同士で遊ぶのを見守ったり、時には一緒に遊んだりして過ごします。遊びは子どもにとってリフレッシュできる行為であり、学びや成長の機会です。安全に配慮しながら、心から楽しめる環境を提供します。

おやつの配膳・準備

市販の駄菓子やスナック菓子等、毎日バラエティに富んだおやつを用意します。職員は子どもに手を洗わせたり、配膳したりするのが主な業務です。最近では食物アレルギーに配慮が必要な子どももいるため、特別な注意が必要な業務でもあります。

おやつに関しては在庫管理なども重要な仕事です。たくさんのお菓子を賞味期限に配慮しながら整理するなど、独特な業務も任されます。施設によっては手作りおやつを提供するため、簡単な調理を手伝うこともあります。

イベント準備・運営サポート

夏にはお祭り、秋にはハロウィン、冬にはクリスマス等、毎月のようにイベントが開催されます。手作りのプレゼントを用意したり、イベントで使う飾りや掲示物などを制作したりする等の準備作業も重要な仕事です。

遠足等のイベントがあれば、子どもたちを引率することもあります。

施設内の清掃・洗濯

下校前の時間に簡単な清掃をしたり、ふきんや雑巾などの洗濯をしたりする施設は少なくありません。施設の運営にとっては大切な仕事です。

保護者への対応

基本的には、保護者対応は正規職員が行うことが多いです。しかし、「今日はお友達と仲良く遊べていましたか」等、保護者から簡単な質問がなげかけられることがあり、やり取りははっせいします。「とても仲良く遊んでいました」等、簡単な受け答えができれば問題ありません。

学童のバイトで働く人はどんな人?

学童保育でバイトとして働いている人には、主婦(夫)やフリーター、大学生などがいます。

学童保育施設では放課後児童支援員の資格保有者を2名以上配置することが求められますが、その条件をクリアすれば無資格の人が働いていても問題ありません。

そのため、学童保育で働く人には資格や経験がない人が多いです。

主婦(夫)の場合は子育て経験のある人が多く、その経験を生かして働いている人が少なくありません。フリーターには資格取得を目指している人や、単純に子どもと遊ぶのが好きな人などが働いています。保育系の大学に通う大学生などがアルバイトするケースも多いです。

有資格者は優遇の可能性あり

資格不要の学童の仕事ですが、有資格者が欲しい施設もあります。保育士や教員等の保育・教育関連の資格を持っていると、時給が数百円程度優遇されることも少なくありません。

そのため、現場には元保育士や元教員等が働いている施設もあります。

自治体と民間運営との違いは?

学童保育には、自治体が運営する施設と民間が運営する施設があります。基本的には、どちらの施設も学童保育としての仕事内容は同じです。

民間の方が給与が高い?

学童保育のバイトの給与相場は1,100円前後と言われます。最低賃金に設定されていることもあり、全体的にも決して給与は高いとはいえません。

ただし、塾併設等、収益性のある事業を伴う民間の学童保育施設や、習い事や体験カリキュラムに力を入れる施設では、給与額の高い施設も少なくありません。労働時間が長い、スキルを持つ人材がいない等、人材確保の難しさも時給に影響しています。

勤務時間は事業者によりバラつき

バイトの場合、子どもたちが下校する午後13時頃から始業するケースが多いです。そして、子どもたちの多くが帰宅する18時頃には終業となります。

学校が休みになる土曜日や夏休み期間中などは、朝9時頃から預かりを行う施設もあります。このように午前中からの預かりがある場合は、シフト勤務をするケースも多いです。

学習塾を併設する学童保育施設の中には、21時頃まで延長可としている施設もあります。その場合、バイト職員も夜間に働くことになります。

”子どもと遊ぶ”は、一つのスキル

学童保育のバイトは無資格でもOKです。しかし、子どもの成長に関心があり、一緒に遊ぶのが好きでなければ、勤め続けるのは難しいでしょう。「子どもと遊ぶ」のは立派なスキルの一つです。経験がなくても、子どもを尊重して楽しむことができる人なら、現場で活躍できるでしょう。安全な遊びの場を確保したり、美味しいおやつを提供したりする学童保育では、保育士等の経験は大いに役立ちます。学童保育の施設数は増加傾向にあるため、将来を見越して学童保育の経験を積んでおくのもおすすめです。

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