10月には、ハロウィンがあります。ハロウィンは、子どもがワクワクする行事ですよね。
また、どんぐりや紅葉など、自然に触れやすくなる季節でもあります。
今回は、10月におすすめの制作アイディアをまとめてみました。
おばけのモビール
材料と使う道具
- 画用紙
- 麻ひも
- セロハンテープ
- クレヨン
- はさみ
作り方
まず、画用紙におばけの形を描きます。この時におばけの尾の部分は、クルクルと一筆で書きます。
子どもに線の上をはさみできってもらい、おばけの顔や模様をクレヨンで描いてもらいます。子どもがはさみを使う時は、保育者が必ずそばで見守るようにしましょう。
おばけの部分を持ち上げて、尾の部分を伸ばします。最後におばけの頭の後ろ部分に麻ひもを輪にしてセロハンテープで貼って完成です。
とても簡単なのに、立体的なおばけができるので、子ども達は大喜びすること間違いありません。
また、はさみの練習にもなります。完成したら、壁に吊り下げて、風でゆらゆら動くおばけを観察するのも良いですね。
ぐるぐるコウモリ
材料と使う道具
- 色画用紙
- 黒の毛糸
- トイレットペーパーの芯
- 両面テープ
- ボンド
- はさみ
作り方
トイレットペーパーの芯を半分に切ります。次にコウモリの羽や目、口、耳を色画用に描いて切ります。
半分に切ったトイレットペーパーの芯に両面テープを貼ります。
その上を毛糸で巻いていき、羽と耳をボンドで貼っていきます。
最後に目と口を貼って、ぐるぐるコウモリの完成です。
低年齢の子どもには、少し太めの毛糸を使うと製作しやすいです。
また、年長さんには、コウモリの羽や目、口、耳を自由に描いて、切ってもらうのも良いです。年齢に応じて製作するのが製作を楽しむコツですよ。
ステンシルハロウィンカボチャ
材料と使う道具
- 色画用紙
- キッチンペーパー
- 輪ゴム
- 絵の具
- クレヨン
- のり
- はさみ
作り方
まずは画用紙で、かぼちゃの型を作ります。次にかぼちゃに貼る目と口、帽子、まわりに貼るおばけをはさみできっていきます。
キッチンペーパーを丸くして、その上からまたキッチンペーパーを重ねて輪ゴムでとめます。
好きな色の色画用紙の上にかぼちゃの型を置いて、先程作ったキッチンペーパーにオレンジ色の絵の具をつけて、スタンプしていきます。
この時に、机に新聞紙をひいて行うと、机が汚れずに後片付けも楽ですよ。
スタンプが終わったら、かぼちゃの目と口、帽子を貼っていきます。
子どもにおばけの顔を描いてもらい、好きなところに貼ってもらい、完成です。
いつもとは違うステンシルという技法を使って作るかぼちゃは、とてもきれいで、子ども達も達成感を感じることができます。
あみあみカボチャ
材料と使う道具
- 段ボール
- 折り紙
- 毛糸
- ボンド
- はさみ
- 1穴の穴あけパンチ
作り方
まずは、段ボールにカボチャを描いて、はさみで切ります。次に折り紙に目や口、帽子のパーツを描いて、はさみで切ります。
目打ちで、カボチャの周りに1穴の穴あけパンチで穴をあけます。
この時に、目打ちで穴を開けても良いのですが、1穴の穴あけパンチの方が穴が大きいので、子ども達は作業しやすくなりますよ。
次に毛糸を自由に穴に通します。毛糸は事前に保育者が一定の長さに切っておくと、作業の効率が上がりますよ。
通しはじめの毛糸の先はセロハンテープで固定しておきましょう。
毛糸を穴に通し終わったら、通し終わりの毛糸の先をセロハンテープで貼ります。
ボンドで顔のパーツを貼っていき、乾燥させたら完成です。ボンドが手についてしまう子どもも多いので、工作後は必ず手を洗うようにしましょう。
1つの穴に何回も毛糸を通しても大丈夫です。毛糸を自由に通してもらうことで、子ども達の想像力もアップさせることができます。
年齢によっては、毛糸を通すのが難しい子どももいますので、保育者は様子を見て手を差し伸べるのが良いですね。
カラフルなイチョウの葉
材料と使う道具
- コーヒーフィルター
- 段ボール
- 紙コップ
- 絵の具
- ホチキス
作り方
まずは、コーヒーフィルターを三つ折りにして、半分に折ります。
次に赤や黄色、オレンジなどの絵の具を紙コップに水で溶きます。
コーヒーフィルターを水で溶いた絵の具につけます。この時に紙コップは半分くらい切ってから使うと、子どもも製作しやすくなりますよ。
一色だけではなく、二色や三色つけるときれいです。
つけ終わったら、段ボールの上などに開いて乾燥させます。濡れているので、開く時に破れやすいので、開く時は、保育者が開くようにするなどの工夫が必要です。
完全に乾燥したら、扇形に折って、先端をねじってホチキスでとめて、完成です。
出来上がったら、壁に貼って、秋を感じるのも素敵です。事前に木の大きな幹を作り、壁に貼っておき、そこに製作したイチョウの葉を貼っていくことをおすすめします。
イチョウの葉がたくさん並ぶと、本物のイチョウの木のようで、とてもきれいですよ。
製作中は、子どもの手が汚れてしまうので、お友達に触れたりすることがないように、約束することも大事です。
また、終わった後は、石鹸できれいに手を洗いましょう。子ども達の個性が出るイチョウの葉をぜひ作ってみてくださいね。
可愛い栗ちゃん
材料と使う道具
- 色画用紙
- 折り紙
- 絵の具
- のり
- 綿棒
作り方
まずはオレンジや茶色の画用紙をはさみで栗の形に切り、貼り付けます。
次に折り紙に目や口、ほっぺの形を描いてはさみで切ります。それもまた画用紙の栗に貼っていきます。
絵の具は紙コップに出して、水で溶いておきましょう。
子ども達に綿棒の先の部分に好きな絵の具をつけてもらい、栗の下の部分にスタンプしてもらいます。
綿棒は、色が混ざってしまうので、色ごとに新しい綿棒を使うようにしてください。乾いたら、可愛い栗ちゃんの完成です。
シンプルな作業ですが、カラフルな絵の具を使うことで、とても可愛らしい栗を作ることができます。
また、指先を使う作業なので、子ども達の集中力を養うことができる製作になります。出来上がったら、壁に貼って、みんなで色とりどりの可愛い栗ちゃんを見て楽しみましょう。
みのむしさん
材料と使う道具
- 画用紙
- 折り紙
- 麻ひも
- のり
- セロハンテープ
- はさみ
作り方
画用紙を適当な大きさに切り、筒を作ります。この時に、後の作業がやりにくくなってしまうので、セロハンテープではなく、のりを使ってください。
色々な色の折り紙を短い短冊の形に切ります。また、折り紙でみのむしの目も作っておきます。
先程作った筒に短冊状に切った折り紙をのりで貼っていきます。
この時に、筒の下の方から折り紙を貼っていくと、貼りやすいですし、ふわっと仕上がります。すべて貼り終わったら、目をつけます。
麻ひもを筒の内側にセロハンテープで貼り付けます。みのむしさんの完成です。
短冊状の折り紙は、色々な色を用意すると、カラフルで楽しいみのむしさんができますよ。
低年齢の子どもの場合は、のりではなく、あらかじめ両面テープを筒に貼って、製作をするとやりやすくなります。
年齢に応じて臨機応変に製作しましょう。
まとめ
今回は、10月の保育で使える製作アイディア7選をご紹介しました。
日本ではあまり馴染みのないハロウィンですが、製作を通して、子ども達にハロウィンを知ってもらい、楽しんでもらいましょう。
また、自然のうつり変わりを感じて、日本の四季を学ぶ機会にすると良いですね。10月の製作も子ども達にとって楽しい時間になるようにしましょう。