【2023年最新版】保育士さんの寮・社宅付き求人の見つけ方、メリット・デメリットも解説

引っ越しを伴う就職や転職はハードルが高いと思っていませんか?

もし、地方から移住して都心で働きたいと思っているなら、寮・社宅付きの保育施設で働くのがおすすめです。

この記事では、寮・社宅付きの園で働くメリット・デメリットや、求人情報の見つけ方を解説します。

また、住宅補助などの類似する住宅に関する支援制度についても、比較しながらご紹介していきます!

保育士が都心で働くなら寮や社宅を利用するのもアリ!

地方に暮らす保育士の方が都心で働くのは、簡単なことではありません。まずは部屋探しが大変で、物価の高い都会では条件に合う物件を探すのもひと苦労です。

保育施設の行っている寮や社宅の制度は、主に遠方に暮らす保育士が対象になります。今や、保育士不足に悩む園では、新卒保育士や地方保育士を募集するための施策です。

寮や社宅はトイレやお風呂が共用の施設であることも多いですが、自身がマンションやアパートを借り、実質的には家賃補助であるものを「寮・社宅付き」と表現している場合もあります。

まずは、寮や社宅付きの施設で働くメリットやデメリットについて理解しておきましょう。

寮・社宅付き施設で働くメリット

寮や社宅付きの保育園に勤めれば、家賃や共益費などの経済的な負担が抑えられます。

一般的な引っ越しでは敷金礼金などの初期費用が必要ですが、寮や社宅の場合は初期費用も大幅に抑えられるのが魅力です。

また、寮や社宅によっては家具や家電は備え付けの場合もあり、初めての都会暮らしでもスムーズにスタートを切れるでしょう。

他にも、寮や社宅は保育園に通いやすいエリアにあることが多いです。

初めての街で早番や遅番をこなすのは大変ですが、家が近ければ心理的負担もいくらか軽くなります。

寮・社宅付き施設で働くデメリット

デメリットは、インテリアの自由度がない点です。独自のルールがあるなど、一般の賃貸物件とは勝手が違う可能性があります。

共用部分の簡単な掃除や管理などを入居者で分担する場合は、少々煩わしく感じることもあるでしょう。

同僚と同じ寮に暮らす場合は、ある程度緊張しながらの暮らしになるかもしれません。

他人の視線が気になる方には、寮や社宅での暮らしは向かないでしょう。

転職時にチェックしたい保育士が利用できる住宅支援制度

「志望する保育園には寮や社宅がなくて……」というケースもあるでしょう。この場合、利用できると嬉しいのが住宅支援制度です。

国や自治体が事業者を支援「 保育士宿舎借り上げ支援事業」

保育士宿舎借り上げ支援事業は、保育士用の宿舎を借り上げる一部の費用を補助する制度です。

都道府県または市町村以外のものが運営する認可保育所、認定こども園、小規模保育事業(小規模保育C型は除外)および事業所内保育事業が対象とされています。

この支援制度を利用するには、認可を受けた事業所や加速化プラン対象認可外保育施設でなければいけません。

補助される金額は、月額8万2,000円が上限です。

家賃相場はエリアによっても違うため、市区町村別に一人あたりの月額金額を設定します。

保育士宿舎借り上げ支援事業を利用できるのは、平成25年度以降に新規に採用された保育士か、保育所に採用されて10年以内の者です。

平成24年以前に保育所等が刈り上げる宿舎に入居していた人は、支援は受けられません。

注意したいのは、保育士宿舎借り上げ支援事業は事業者が利用手続きをしなければいけないという点です。

補助金の出所は国が1/2、市区町村1/4、事業者1/4となり、事業所の負担がないわけではありません。

そのため、事業者によっては補助金の申請をしない事業者もいます。

園独自の住宅手当・家賃補助

保育士宿舎借り上げ支援事業を行っていない事業者でも、独自の住宅手当や家賃補助などの制度を設けている場合があります。

保育士宿舎借り上げ制度の場合は上限が8〜9万円であるのに対し、住宅手当は1〜3万円程度しか支給されません。

そのため、保育士自身にもいくらかの家賃負担が発生します。

補助される金額、給付の条件などは事業所ごとに違うため注意してください。

実施主体制度の名称補助内容利用条件
国や自治体の制度保育士宿舎借り上げ制度上限82,000円/月額採用された日から起算して9年(10年)以内の常勤保育士が対象、園の申請が必要(保育士自身は申請できない)
園独自の制度 寮・社宅、住宅手当相場10,000〜30,000円程度/月額園の規定による
(寮・社宅は主に遠方居住者、新卒者)

寮・社宅・住宅補助の求人はどうやって見つける?

実際に寮・社宅制度を設けている事業者はたくさんあります。

ここからは、どのようにして寮・社宅付きの求人や、住宅補助ありの求人を見つければいいのかをお伝えしていきます。

保育士専門の求人サイトで検索

保育士専門の求人サイトにて、寮・社宅付きの求人や住宅補助ありの求人を見つけることができます。

ある求人サイトで「寮・社宅付き」の求人を探すと2,000を超える求人が見つかり、また、別の求人サイトでも1,300以上の求人が見つかりました。

基本的には、社宅や住宅補助などの制度を設けている事業者は都心に集中しています。

東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪の保育施設では、比較的かんたんに寮・社宅付き、住宅補助ありの求人を見つけられるでしょう。

保育士の転職エージェントに相談する

手軽に確実に寮・社宅付き、住宅補助ありの求人を見つけるには、転職エージェントに相談すると手軽で確実です。

エージェントは自分の代わりに最適な職場を見つけてくれる存在ですので、「お金にかかわることは質問しづらい」という人にもおすすめします。

もし、希望の求人が見つからない場合も、エージェントなら安心。

「エリアを隣町まで広げれば希望の求人があります」「土曜出勤が可能ならもっと見つかりますよ」など、具体的なアドバイスももらえます。

何より地方から上京して働きたい保育士や、新卒の保育士は土地勘がないことも多いですよね。

エージェントなら、ちょっとした質問もしやすく、安心してお仕事をスタートさせられるはずです。

まとめ

地方から首都圏へ引っ越したい、上京して都会の保育園で働きたいなどの希望があるなら、ぜひ、寮や社宅付きの保育施設を検討してみてください。

経済的な負担が減るため、地方から移住する新卒保育士の方には特におすすめです。

寮や社宅はデメリットもありますが、働きやすさを考えればベストな選択となるでしょう。

自分の性格や入職後の生活などを踏まえ、求人サイトやエージェントを利用しながら、賢く制度を利用したいですね。

-保育士のコラム